東海道新幹線「のぞみ」「ひかり」「こだま」の違いとは

東海道新幹線「のぞみ」「ひかり」「こだま」の違いとは

東京ー新大阪間を繋ぐ東海道新幹線には、主に3つの種類で列車が分けられています。それが「のぞみ」「ひかり」「こだま」なのですが、これらの違いをご存知ですか?それぞれの違いを把握しておくことで、ご自身に一番合ったベストな便を見つけることができるはずです!

東京-新大阪間を結ぶ東海道新幹線の列車別の名称「のぞみ」「ひかり」「こだま」の違いを熟知していますか?

これらの違いは基本的には停車する駅の数がメインですが、その他にも進むスピードや料金の違いなどもあります。

新幹線を使って東京から新大阪、またはその逆路線で利用してい方にとって、この3種類の新幹線のタイプを知っておくと移動中の時間短縮や利用料金の節約になるはずです。

東海道新幹線「のぞみ」

まずご紹介する列車の種類「のぞみ」ですが、東京から新大阪まで約2時間15分で到着することができる最も早い列車です。

料金に関しても他のひかりやこだまよりも、少し高く設定されています。ただし、自由席であれば同額だそうです。

そんな「のぞみ」の最大の特徴は、停車する駅が主要駅の最低限6つのみであるということです。

「のぞみ」が停車する駅は、東京・品川・新横浜・名古屋・京都・新大阪のみなのです。そのため、これらの駅で乗り降りする場合は「のぞみ」を利用すると他の新幹線よりも早く到着することができます。

ただし、運行本数が1日に約5~6本と割と少なめですので、時間調節は必要かもしれませんね。

東海道新幹線「ひかり」

次に「ひかり」では、東京から新大阪までを約2時間50分程度の速さで結ぶ新幹線です。

のぞみの次に早い列車で、1時間に約2本の割合で運行されています。

「ひかり」では、停車駅がのぞみよりも多く停車する駅が含まれています。例えば、小田原・熱海・三島・静岡・浜松・豊橋・岐阜羽島・米原が含まれます。

しかしながら、ここで注意していただきたいことは、これらの停車駅は列車の便によって変わるということです。

おなじ「ひかり」だとしても、小田原に停車する便もあれば、通り過ぎてしまう便もあるのです。

この点が少々複雑なので、予約する際はしっかりと運行する時間帯の便の停車駅を確認しながら購入するようにしましょう。

東海道新幹線「こだま」

最後にご紹介する「こだま」ですが、この列車は東京から新大阪までを約4時間で移動する列車です。一番速い「のぞみ」と比較して、約2倍の時間がかかりますが、それもそのはず「こだま」は東京から新大阪までの全ての駅に停車します。

「ひかり」が停車しない、新富士・掛川・三河安城にも停車しますので、これらの駅で乗り降りする方は必然と「こだま」に乗車する必要があります。

1時間に1本程度で運行していますので、特に時間に余裕がある方や、移動そのものを楽しみたい方にとっては「こだま」が向いていますね。