宮城県仙台市の仙台駅から、山形県山形市の羽前千歳駅間を結ぶローカル線のJR仙山線は、地元住民が中心に利用する区間の鉄道ですが、新幹線で仙台駅で降りたあとにすぐ乗車することができるアクセス抜群の鉄道線です。
始発終点は大都市でありながらも、乗車中の途中駅から見ることができる景色は自然そのものである山々や渓谷の中を運行しますので、自然豊かな景色を見ながら移動することができます。
正直観光地としては、途中駅に多いわけではなく、その路線沿いに住んでいる方が利用するような路線ではありますので、メインは途中乗車なしで自然の中を移動し、目で楽しむ観光列車として楽しむことがおすすめかもしれませんね。
そこで、最初の乗換駅である仙台駅周辺で観光地はまわるプランで旅程を上手く立てれればいい旅ができそうです。
せっかく仙台駅で降りるのならば、多くの観光客が全国から訪れる仙台東照宮なんかはいかがでしょうか?
日本国内に数多く存在している東照宮の一つである仙台東照宮ですので、普段神社でお参りする機会のない方から、全国の神社を参拝している方までおすすめできる仙台東照宮にこの機会に一度訪れてみてはいかがでしょうか?
そもそも仙台東照宮とは?
では、そもそも仙台東照宮とはどのような歴史があって建てられているのでしょうか?
建てられた時期は1954年までさかのぼり、伊達政宗の次男である仙台藩2代目の藩主の伊達宗公によって創立された歴史を持ちます。
北海道から長崎までの全国にわたって建てられた47もの東照宮があり、特に日光東照宮や久能山東照宮は外国人観光客からも人気の観光スポットとしてもされていますね。
仙台東照宮もそんな全国に建てられている東照宮の一つで、場所を区別するために仙台という名前が付けられているのです。
仙台東照宮の特徴とは?
では、全国に建てられている東照宮といえども、仙台東照宮でしか見ることのできない特徴もあります。
石鳥居
仙台東照宮の入口でまず見ることができる石鳥居は、日本で国の重要文化財に登録されている鳥居で有名です。
これは、伊達忠宗の妻の出身地である岡山県の犬島から持ち込まれた花崗岩で出来ているもので、宮城県内で最も古いと言われている鳥居です。
本殿
早速中に入り、最も神聖な場所である本殿も国の重要文化財に指定されており、中には天女や龍などの細かく繊細な彫刻が広がっており、中には徳川家康の像も安置されている、非常に日本の歴史を感じさせる空間であることは間違いないでしょう。