新大阪駅から博多駅までを結ぶ、JR西日本が運営している山陽新幹線ですが、名称が非常に多くあり、「のぞみ」「ひかり」「こだま」「さくら」「みずほ」の5種類もの名称で運営されています。
頻繁に乗車する機会のない方にとっては、非常にややこしく、どの名称の新幹線に乗るべきか迷ってしまいますね。
そんな方に、ここではこれらの山陽新幹線の違いを簡単ではありますが、説明していきたいと思います!
山陽新幹線「のぞみ」
山陽新幹線ののぞみ号は、これらの中で最も最速で新大阪から博多までを結ぶ列車の種類となります。
そのため、停車する駅も最低限の主要駅にしか停車しません。
その停車駅は、基本的に新大阪・新神戸・岡山・広島・小倉・博多のみで、一部列車によっては、これらの停車駅のほかに、姫路や福山、新山口にも停車しますので、乗車券を購入する場合は、運航スケジュールを確認したうえで購入することをおすすめします。
山陽新幹線「ひかり」
山陽新幹線のひかり号は、のぞみ号の次に速い列車で運行列車によってやや分かりにくく、運行列車によって、山陽新幹線区間のみを運行するものや、東京駅まで運行されるものがあります。
また、停車駅の違いも運航スケジュールによってかなり大きな違いがありますので、乗車する日程の運行スケジュールをしっかりと確認のうえ購入しましょう。
山陽新幹線「こだま」
山陽新幹線のこだま号は、唯一の全ての駅に止まる各駅停車型の新幹線の種類となっています。
こだま号は、全ての列車が山陽新幹線の運行区間(新大阪〜博多)までですが、一部の列車では始発の駅が異なることがありますので注意しましょう。
山陽新幹線「さくら」
さくら号は、九州新幹線が開業した2011年に運行と名称が名付けられた列車の種類となります。
それもそのはず、さくら号は、九州新幹線の区間も運行していますので、博多駅よりも先の鹿児島中央駅まで向かいたい方には乗り換えなしで向かうことができますので手間がかからずおすすめな列車号となります。
山陽新幹線「みずほ」
最後に、山陽新幹線のみずほ号は、一番最初に解説した山陽新幹線の最速号である、のぞみ号と非常に似ています。
みずほ号も、のぞみ号と同じく新大阪から博多まで2時間半で結び、停車する駅も最低限となっています。
しかしながら、のぞみ号よりも、通過する駅が多くあったり、車内の施設装備がのぞみ号よりも快適であったりなど、同じ区間内で乗り降りするのであれば、みずほ号の方が過ごしやすいと言われています。
また、九州新幹線の区間も伸びて運行されていますので、九州方面まで最速で到着したい方にもおすすめの種類です。