物価が安い国おすすめ14選と旅行費用の徹底比較ガイド
「海外旅行に行きたいけれど、円安で予算が厳しい…」そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。実際に、ここ数年の円安傾向によって、かつては「お得に楽しめた」はずの海外旅行が、以前よりも割高に感じられるようになりました。しかし、世界にはまだまだ日本より物価が安い国がたくさんあります。個人的にアジアを中心に10カ国以上を旅してきた経験から言えるのは、行き先を賢く選ぶだけで、円安の影響を最小限に抑えながら充実した海外体験ができるということです。この記事では、日本から行きやすく、かつ物価が安い国を14カ国厳選し、具体的な費用感や旅の魅力を徹底的に比較していきます。
この記事で学べること
- 円安でも1日1,500円以下で過ごせる国が東南アジアに複数存在する
- 往復航空券2万円台から行ける物価の安い国とそのベストシーズン
- 英語が通じて治安も良い「初心者向け」コスパ最強国の具体的な選び方
- 食費・宿泊費・交通費の3項目で14カ国を横並び比較した結果
- ヨーロッパにも物価が安い穴場があり、1日3,000円台で街歩きが楽しめる
物価が安い国を選ぶ前に知っておきたい基本ポイント
「物価が安い」と一口に言っても、何を基準に判断するかで結果は大きく変わります。
たとえば、現地の食費は驚くほど安いのに、日本からの航空券が高い国もあります。逆に、航空券は安く手に入るけれど、観光地の入場料やホテル代が意外とかさむケースもあります。
そこで、この記事では以下の3つの軸で「物価が安い国」を評価しています。
現地の生活コスト
食事・宿泊・交通など、滞在中にかかる費用が日本と比べてどれだけ安いか
日本からのアクセス費用
往復航空券の相場やLCCの有無、フライト時間の短さ
旅行の満足度
治安・言語の通じやすさ・観光資源の豊富さなど、体験の質
この3つのバランスが良い国こそ、本当の意味で「コスパの良い旅行先」だと考えています。
物価が安い国14カ国の比較一覧表

まずは全体像を把握していただくために、今回紹介する14カ国を一覧で比較します。1日あたりの滞在費は、バックパッカーではなく「普通の旅行者」が快適に過ごせる水準で算出しています。
| 国名 | フライト時間 | 往復航空券の目安 | 1日の滞在費目安 | 物価水準(対日本) | 主な魅力 |
|---|---|---|---|---|---|
| 🇻🇳 ベトナム | 約6時間 | 約3万円〜 | 約1,500〜2,500円 | 約1/3〜1/5 | グルメ・文化体験 |
| 🇹🇭 タイ | 約6時間 | 約2万円〜 | 約2,000〜3,000円 | 約1/3 | エンタメ・ナイトライフ |
| 🇵🇭 フィリピン | 約4〜5時間 | 約3万円〜 | 約1,500〜2,500円 | 約1/3〜1/5 | 英語・ビーチリゾート |
| 🇲🇾 マレーシア | 約6〜7時間 | 約3.5万円〜 | 約2,000〜3,000円 | 約1/3 | 治安・インフラ・英語 |
| 🇰🇭 カンボジア | 約6時間 | 約4万円〜 | 約1,200〜2,000円 | 約1/4〜1/5 | 世界遺産・のんびり旅 |
| 🇮🇩 インドネシア | 約5〜6時間 | 約3.5万円〜 | 約1,500〜2,500円 | 約1/3〜1/4 | ビーチ・文化・自然 |
| 🇳🇵 ネパール | 約7〜8時間 | 約5万円〜 | 約1,200〜1,800円 | 約1/5以下 | トレッキング・大自然 |
| 🇮🇳 インド | 約8〜9時間 | 約5万円〜 | 約1,200〜2,000円 | 約1/4〜1/5 | 世界遺産・スパイス料理 |
| 🇹🇼 台湾 | 約3時間 | 約2.5万円〜 | 約2,500〜4,000円 | 約2/3〜3/4 | 近さ・治安・夜市グルメ |
| 🇰🇷 韓国 | 約2.5時間 | 約2万円〜 | 約3,000〜5,000円 | 約3/4〜同等 | 近さ・K-カルチャー |
| 🇬🇪 ジョージア | 約12〜15時間 | 約7万円〜 | 約2,000〜3,500円 | 約1/3〜1/4 | ワイン・絶景・穴場 |
| 🇨🇿 チェコ | 約12〜14時間 | 約8万円〜 | 約3,000〜5,000円 | 約1/2〜2/3 | 美しい街並み・ビール |
| 🇲🇹 マルタ | 約14〜16時間 | 約8万円〜 | 約3,000〜4,500円 | 約1/2〜2/3 | 地中海・英語留学 |
| 🇿🇦 南アフリカ | 約18〜20時間 | 約10万円〜 | 約2,500〜4,000円 | 約1/3〜1/2 | サファリ・ワイン・英語 |
東南アジアの物価が安い国(コスパ最強エリア)

物価が安い国を探すとき、まず候補に挙がるのが東南アジアです。日本からのフライト時間が短く、航空券も安い。そして現地の物価は日本の3分の1から5分の1程度。総合的なコストパフォーマンスでは、世界中を見渡しても東南アジアに勝るエリアはほとんどありません。
ベトナム(物価の安さと食の豊かさを両立する優等生)
物価が安い国の代表格といえば、やはりベトナムです。
ベトナムの魅力は、何といっても食費の安さにあります。ローカルの食堂でフォーやバインミーを食べれば、1食あたり約200〜300円程度。円安の影響を受けても、この価格帯はほとんど変わりません。ホーチミンやハノイの屋台街では、1日の食費を1,000円以内に収めることも十分に可能です。
宿泊費もリーズナブルで、清潔なゲストハウスなら1泊1,000〜2,000円程度。中級ホテルでも3,000〜5,000円あれば快適な部屋に泊まれます。
日本からの往復航空券は、LCCを利用すれば約3万円から見つかる時期もあります。フライト時間は約6時間と、ちょうど映画を2本見終わる頃に到着する距離感です。
ただし、ベトナムでは英語が通じにくい場面も少なくありません。特にローカル食堂やタクシーでは、翻訳アプリの準備が欠かせないでしょう。配車アプリ「Grab」を活用すれば、タクシーのぼったくりを避けられるので、事前にダウンロードしておくことをおすすめします。
タイ(初心者からリピーターまで満足できるバランスの良さ)
タイは、物価の安さと観光インフラの充実度のバランスが抜群です。
バンコクを中心に、鉄道やバスなどの公共交通機関が発達しており、移動にほとんどお金がかかりません。BTS(高架鉄道)の初乗りは約50円程度。タクシーも初乗り100円前後からと、日本では考えられない安さです。
食事は屋台やフードコートを利用すれば1食100〜300円程度。タイ料理は日本人の口にも合いやすく、パッタイやカオマンガイ、グリーンカレーなど、毎日違うメニューを楽しんでも飽きることがありません。
日本からバンコクへの往復航空券は、LCCのセール時には2万円を切ることもあり、東南アジアの中でも特にアクセスコストが低い国です。
バンコクのナイトマーケットやショッピングモール、チェンマイの寺院巡り、プーケットのビーチリゾートなど、旅のスタイルに合わせて多彩な楽しみ方ができるのもタイの強みです。英語も観光地では比較的通じやすく、海外旅行初心者にも安心しておすすめできます。
フィリピン(英語が通じる最安クラスの国)
フィリピンの最大の特徴は、物価が日本の3分の1から5分の1程度でありながら、英語が公用語として広く使われている点です。
言葉の壁を感じにくいため、海外旅行に慣れていない方でもコミュニケーションに困る場面が少ないでしょう。この「英語×低物価」の組み合わせは、アジアの中でもフィリピンとマレーシアくらいしかありません。
セブ島やボラカイ島などのビーチリゾートが有名ですが、マニラ近郊にも手頃な価格で楽しめるスポットが数多くあります。フライト時間は約4〜5時間と、東南アジアの中では日本から最も近い部類に入ります。
近年はフィリピン留学の人気も高まっており、1カ月の語学留学費用が他国と比べて圧倒的に安いことでも知られています。旅行と語学学習を組み合わせた滞在スタイルも選択肢のひとつです。
マレーシア(治安・インフラ・英語の三拍子が揃う安心感)
マレーシアは、物価の安さだけでなく、治安の良さやインフラの整備状況でも高い評価を受けています。
クアラルンプールは近代的な都市で、電車やモノレールが市内を網羅しています。物価は日本の約3分の1程度で、ローカルフードコートでの食事は1食200〜400円ほど。マレー料理、中華料理、インド料理が入り混じる多民族国家ならではの食文化は、食べ歩きが好きな方にはたまらない環境です。
英語が広く通じるため、ホテルやレストランでの意思疎通に困ることはほとんどありません。長期滞在者や移住者にも人気が高く、「将来住みたい国」ランキングでも常に上位に入っています。
マレーシアへの留学費用は年間約130〜200万円程度と、欧米圏と比較すると大幅に抑えられるのも魅力です。
南アジアの物価が安い国(圧倒的な安さと非日常体験)

さらに物価が安い国を求めるなら、南アジアに目を向けてみましょう。東南アジアよりもさらに物価水準が低く、1日1,200円程度で過ごせる国もあります。その分、インフラや衛生面では東南アジアほど整っていない部分もありますが、ここでしか味わえない圧倒的な非日常体験が待っています。
ネパール(世界最安クラスの物価と大自然の絶景)
ネパールは、今回紹介する14カ国の中でも最も物価が安い国のひとつです。
1日あたりの滞在費は約1,200〜1,800円程度。ローカル食堂での食事は1食100円台から楽しめます。宿泊もゲストハウスなら1泊500〜1,000円程度と、驚くような価格設定です。
ネパール最大の魅力は、ヒマラヤ山脈を望むトレッキングです。エベレストのベースキャンプを目指す本格的なルートから、初心者でも楽しめるポカラ周辺の日帰りハイキングまで、さまざまなレベルのコースが用意されています。チトワン国立公園でのサファリ体験も人気があります。
フライト時間は乗り継ぎを含めて約7〜8時間。直行便がないため、バンコクやクアラルンプール経由でのアクセスが一般的です。
インド(世界遺産の宝庫を格安で巡る旅)
インドの物価は日本の4分の1から5分の1程度。タージ・マハルをはじめとする40以上の世界遺産を、信じられないほど低コストで巡ることができます。
ローカル食堂でのターリー(定食)は1食100〜200円程度。長距離列車の2等車両なら数百円で何百キロも移動できます。
ただし、インドは「旅の上級者向け」の側面もあります。衛生環境や交通事情、客引きへの対処など、ある程度の旅慣れが求められる場面が少なくありません。それでも、一度訪れると「また行きたい」と感じる人が多いのがインドの不思議な魅力です。
東南アジアの穴場(カンボジア・インドネシア)
カンボジア(アンコールワットを格安で満喫)
カンボジアは東南アジアの中でも特に物価が安い国です。世界遺産アンコールワットのお膝元であるシェムリアップでは、1泊1,000円前後のゲストハウスが数多くあり、食事もローカルレストランなら1食150〜300円程度で楽しめます。
米ドルが広く流通しているため、両替の手間が少ないのも旅行者にとっては嬉しいポイントです。
インドネシア(バリ島だけじゃない多彩な魅力)
インドネシアといえばバリ島が有名ですが、物価の安さを重視するならジョグジャカルタやロンボク島もおすすめです。バリ島の観光エリアは外国人向け価格が設定されていることが多いものの、ローカルエリアに足を伸ばせば1食200円以下で食事ができます。
ボロブドゥール遺跡やコモド島など、島ごとにまったく異なる表情を見せてくれるのがインドネシアの奥深さです。
東アジアの物価が安い国(近さで選ぶ週末旅行先)
「物価が安い」というよりも「トータルコストが安い」という観点で注目したいのが、東アジアの国々です。現地の物価は東南アジアほど安くはありませんが、航空券の安さとフライト時間の短さを考えると、短期旅行のコスパは非常に優れています。
台湾(日本から3時間で行ける安心の旅先)
台湾は、日本からわずか3時間で到着できる身近な海外です。
物価は日本の3分の2から4分の3程度で、東南アジアほどの安さはありません。しかし、LCCの普及で往復航空券が2.5万円前後から手に入ることも多く、「航空券+現地滞在費」のトータルで見ると、国内旅行と同等かそれ以下のコストで楽しめるケースも少なくありません。
台湾旅行 3泊4日 モデルコースを参考にすれば、効率よく台北の見どころを回ることができます。夜市での食べ歩きは1食200〜500円程度で、小籠包や魯肉飯、タピオカミルクティーなど、日本人の舌に合うグルメが目白押しです。
治安の良さも台湾の大きな魅力で、女性の一人旅でも安心して楽しめる国として知られています。台湾のベストシーズンを把握しておけば、さらにお得な時期を狙えるでしょう。
韓国(週末弾丸旅行の最有力候補)
韓国は日本から最も近い海外のひとつで、ソウルまでのフライト時間はわずか約2.5時間。往復航空券もLCCなら2万円前後から見つかります。
物価は日本とほぼ同水準か、やや安い程度です。ただし、ローカルの食堂やチェーン店を利用すれば食費を大幅に抑えることができます。サムギョプサルやビビンバなど、本場の韓国料理を手頃な価格で味わえるのは大きな魅力です。
金曜日の夜に出発して日曜日に帰国する「週末弾丸旅行」が可能なのは、韓国ならではの強みでしょう。
ヨーロッパで物価が安い穴場の国
「ヨーロッパは高い」というイメージがありますが、実は物価が非常に安い国もあります。西欧や北欧と比べると、東欧や南欧の一部は驚くほどリーズナブルです。ヨーロッパの美しい街並みを楽しみながら、予算を抑えた旅ができるのは嬉しいポイントです。
ジョージア(ヨーロッパとアジアの交差点にある超穴場)
ジョージアは、近年じわじわと注目を集めている物価の安い国です。コーカサス地方に位置し、ヨーロッパとアジアの文化が交差する独特の雰囲気を持っています。
物価は日本の3分の1から4分の1程度。首都トビリシでは、ワイン1杯が100〜200円、レストランでの食事が500〜800円程度で楽しめます。ジョージアはワイン発祥の地とも言われており、質の高いワインを信じられないほど安く味わえるのは、ワイン好きにはたまらないでしょう。
日本からの直行便はなく、イスタンブールやドバイ経由でのアクセスが一般的です。航空券はやや高めですが、現地滞在費の安さで十分にカバーできます。
チェコ(中欧の美しい街並みを手頃に楽しむ)
プラハの街並みは「ヨーロッパで最も美しい都市のひとつ」と称されますが、物価はパリやロンドンの半分以下です。
ビール1杯が200〜300円、レストランでの食事が800〜1,500円程度。ヨーロッパの雰囲気を存分に味わいながら、1日3,000〜5,000円程度で過ごすことも可能です。ユーレイルパスを活用すれば、周辺国への移動も効率的に行えます。
マルタ(地中海の小国で英語留学もできる)
マルタは地中海に浮かぶ小さな島国で、公用語のひとつが英語です。物価はイタリアやフランスと比べるとかなり安く、1カ月の留学費用は約23.4万円程度と、欧米圏の中では破格の安さです。
美しい海と歴史的な街並みを楽しみながら、英語力を磨くことができる稀有な場所です。
南アフリカ(アフリカ大陸の意外なコスパ国)
南アフリカは日本からの距離が遠く、航空券は約10万円以上かかります。しかし、現地の物価は日本の3分の1から2分の1程度で、サファリツアーやワイナリー巡りなど、ここでしかできない体験を手頃な価格で楽しめます。
1カ月の留学費用は約24.6万円程度と、英語圏の中ではかなりリーズナブルです。
目的別おすすめの物価が安い国
ここまで14カ国を紹介してきましたが、「結局どの国を選べばいいの?」と迷う方も多いでしょう。そこで、旅の目的別におすすめの国を整理しました。
1日あたりの滞在費比較(バジェット旅行者向け)
とにかく安く旅したい方
おすすめ:ベトナム・ネパール・カンボジア
この3カ国は、現地滞在費が1日1,500円以下に収まることも珍しくありません。特にベトナムは航空券も安く、「トータルコスト最安」を狙うなら最有力候補です。
英語が通じる安い国に行きたい方
おすすめ:フィリピン・マレーシア・マルタ
英語が公用語または広く使われている国を選べば、旅先でのストレスが大幅に減ります。フィリピンとマレーシアはアジアの中で英語力が高い国として知られており、マルタはヨーロッパで英語留学ができる穴場です。
治安が良くて安心できる国を選びたい方
おすすめ:台湾・マレーシア・韓国
台湾は特に治安の良さで定評があり、女性の一人旅でも安心して楽しめます。マレーシアも東南アジアの中では治安が安定しており、韓国は日本から最も近い海外として気軽に訪れることができます。海外旅行の持ち物チェックリスト(女子向け)も参考にしてみてください。
ヨーロッパの雰囲気を安く楽しみたい方
おすすめ:ジョージア・チェコ
「ヨーロッパに行きたいけど予算が…」という方には、この2カ国がおすすめです。航空券はやや高めですが、現地滞在費は西欧の半分以下。特にジョージアは、まだ日本人観光客が少ない穴場として注目されています。
物価が安い国を旅行する際のベストシーズンと節約のコツ
物価が安い国でさらにお得に旅行するには、時期の選び方と現地での過ごし方が重要です。
航空券を安く手に入れるタイミング
一般的に、航空券が最も安くなるのは以下の時期です。
- 1月中旬〜2月(年末年始の繁忙期が終わった直後)
- 5月中旬〜6月(GW後の閑散期)
- 10月〜11月(夏休みと年末の間の谷間)
逆に、GW・お盆・年末年始は航空券が2〜3倍に跳ね上がることもあるため、可能であれば避けた方が賢明です。
現地での節約テクニック
経験上、物価が安い国での節約で最も効果が大きいのは「食事をローカル化する」ことです。観光客向けのレストランと地元の人が通う食堂では、同じ料理でも2〜3倍の価格差があることは珍しくありません。
具体的なコツをいくつか挙げると、以下のようになります。
- Google Mapsで現地語のレビューが多い店を探す
- 配車アプリ(Grab、Boltなど)を活用してぼったくりを防ぐ
- 現地SIMカードを空港で購入し、データ通信費を抑える
- ホテルよりもAirbnbやゲストハウスを検討する
- 両替は空港ではなく、市中の両替所を利用する
物価が安い国への旅行で気をつけたいこと
物価が安い国は魅力的ですが、いくつか注意すべきポイントもあります。安さだけに目を奪われず、安全で快適な旅にするための準備をしておきましょう。
物価が安い国のメリット
- 同じ予算でも長期滞在が可能
- 贅沢な体験を手頃な価格で楽しめる
- 現地の人々との交流が生まれやすい
- リピートしやすい価格帯
注意すべきデメリット
- 衛生環境が日本と異なる場合がある
- 観光客を狙った詐欺やぼったくりのリスク
- 医療水準が日本より低い国もある
- 為替レートの変動で想定外の出費になることも
海外旅行保険への加入は、物価が安い国に行くときこそ重要です。現地の医療費は安くても、日本語対応の病院や先進的な医療設備がある施設は限られています。万が一の際に日本への医療搬送が必要になると、数百万円の費用がかかるケースもあります。
クレジットカード付帯の海外旅行保険だけでは補償が不十分な場合もあるため、旅行期間や渡航先に応じた保険への加入を検討してみてください。
物価が安い国に関するよくある質問
物価が安い国で最も安全な国はどこですか?
今回紹介した14カ国の中では、台湾とマレーシアが治安面で特に高い評価を受けています。台湾は犯罪率が低く、夜間の外出でも比較的安心できる環境です。マレーシアもクアラルンプールを中心にインフラが整備されており、観光客が多いエリアでは治安が安定しています。ただし、どの国でもスリや置き引きなどの軽犯罪には注意が必要です。貴重品の管理は徹底しましょう。
円安の今でも物価が安いと感じられる国はありますか?
はい、あります。ベトナム、ネパール、カンボジア、インドなどは、円安の影響を受けてもなお日本の3分の1から5分の1程度の物価水準です。たとえばベトナムの屋台で食べるフォーは、円安が進んだ現在でも1杯約200〜300円程度。日常的な支出で「高い」と感じることはほとんどないでしょう。
物価が安い国への旅行で、1週間の予算はどれくらい必要ですか?
行き先によって大きく異なりますが、東南アジア(ベトナム、タイ、フィリピンなど)であれば、航空券込みで約7〜10万円程度が目安です。内訳としては、往復航空券が2〜4万円、宿泊費が1泊1,000〜3,000円×7泊で約7,000〜21,000円、食費が1日1,000〜2,000円×7日で約7,000〜14,000円、その他交通費や観光費で1〜2万円程度です。もちろん、ホテルのグレードや食事のスタイルによって変動します。
物価が安い国で英語は通じますか?
国によって大きく異なります。フィリピンとマレーシアは英語が公用語のひとつであり、日常会話レベルなら問題なく通じます。タイやベトナムは観光地では英語が通じることが多いですが、ローカルエリアでは難しい場面もあります。翻訳アプリ(Google翻訳など)をオフラインでも使えるように事前にダウンロードしておくと安心です。
物価が安い国への留学を考えていますが、おすすめの国はどこですか?
英語留学であれば、フィリピン(セブ島)が圧倒的なコストパフォーマンスを誇ります。マンツーマンレッスンが中心で、1カ月の留学費用は他の英語圏と比べて大幅に安く済みます。ヨーロッパで英語を学びたい場合はマルタがおすすめで、1カ月約23.4万円程度から留学が可能です。マレーシアも年間約130〜200万円と、長期留学のコストを抑えたい方に適しています。
まとめ
物価が安い国は世界中にたくさんありますが、大切なのは「安さ」だけで選ばないことです。
航空券の価格、現地の治安、英語の通じやすさ、そして自分が何を体験したいのか。これらを総合的に考えて選ぶことで、本当に満足度の高い旅になります。
個人的な経験から言えば、初めて物価が安い国を旅行する方には、タイかマレーシアをおすすめします。観光インフラが整っていて、英語もある程度通じ、日本人旅行者も多いため安心感があります。
旅慣れてきたら、ベトナムやカンボジアでよりディープな体験を。さらに冒険したくなったら、ネパールやインド、ジョージアへ。
円安の時代だからこそ、賢く行き先を選んで、充実した海外旅行を楽しんでみてください。