上越新幹線「とき」「たにがわ」「MAX」の違いとは

上越新幹線「とき」「たにがわ」「MAX」の違いとは

東京から新潟までを結ぶ上越新幹線ですが、列車名は「とき」「たにがわ」「MAX」と三種類あります。同じ上越新幹線ですが、行き先や時間帯によって停車する駅が違いますし、また列車構造も違います。ここでは、そんな上越新幹線の列車ごとの違いを解説していきます!

東京駅から新潟駅までを結ぶ上越新幹線はJR東日本から1982年に開業して、今現在も走り続けています。

白をベースとしたデザインに、下半分の紺色とその境目に目立つピンク色の外装が特徴的なデザインとなっています。

ゴールデンウィークやお盆、年末年始のみならず、スキーシーズンや、お花見シーズンなどになると多くの観光客が上越新幹線を利用して旅行する際の交通手段として人気です。

そこで、上越新幹線はいくつか種類があり、外装デザインは同じものでも行先によって系統を選ばなくてはいけません。

その種類には「とき」「たにがわ」「Max」などの列車名があります。一体これらの違いは何なのでしょうか?

ここでは、そんな上越新幹線の3つの列車名の違いについて解説していきたいと思います!

上越新幹線「とき」

上越新幹線内では、この「とき号」が東京駅から新潟駅までを最速約1時間37分で結びます。

上越新幹線の中では一番最速で結ぶ種類なので、当然停車する駅も一番少ないので、降車する駅によって乗り間違いがないようにしなくてはいけません。

「とき号」が停車する駅は、東京・大宮・(熊谷)・(本庄早稲田)・高崎・*上毛高原・*上越湯沢・*浦佐・*長岡・*燕三条・新潟、と停車していきます。

ここで、ややこしいのが()の駅は、とき号とMAXとき号が停車する駅名で、*がついている駅は一部のとき号、またはMAXとき号が停車する駅名なので、乗車券を購入する前には、時刻表をしっかりと確認したうえで購入するようにしましょう。

上越新幹線「たにがわ」

東京駅から新潟駅までを結ぶ「とき号」と比べて、「たにがわ号」は東京駅から越後湯沢駅までを結びます。

また冬の季節にのみ限定で、越後湯沢駅のもう一つ先の、ガーラ湯沢駅まで運行をします。

このたにがわ号は、特に冬の季節に楽しむスキー目的の観光客の方が多く利用している列車の一つである印象ですね。

とき号もたにがわ号も越後湯沢駅まで通りますが、とき号は快速、たにがわ号が各駅停車タイプの列車となります。

上越新幹線「MAX」

最後に紹介する上越新幹線MAX号ですが、これには「MAXとき号」と「MAXたにがわ号」と2種類あります。

これらの違いは、上記で解説した違いのみで、MAXがつくことによって使用する新幹線の列車が二階建てということにあります。この車両が二階建てということ以外に、違いはありません。

二階席からいつもとは高い目線で景色を楽しむことができ、また一階席も半分がホームに埋まっている景色なので、いつもとは違う目線で景色を楽しむことが可能です。